2011年3月11日。東日本大震災とその後に起こった大きな津波は、東北各地に甚大な被害を及ぼしました。 宮城県牡鹿郡にある女川町もその一つ。日本有数の水揚げ量を誇る女川漁港は、大きな被害を受け、町の建物の8割を津波によって失われました。 しかし、女川は、一歩ずつではありますが、力強く、確実に歩み続けています。被災する前よりも、もっと魅力的な街に。女川の「今」を撮影した力みなぎる映像、ご覧ください。 この映像のように、女川は今、パワフルに発展し続けています。それは「復興」というコトバだけでは、表現し切れないほどエネルギッシュなものです。 地元の人たちは、それを「復幸(ふっこう)」と呼んでいます。 「津波で家や店は全部流されてしまった。そして、自分達はこれからどうするのがいいのか。そう思った時、町が元の形に戻るとか、建物が新しくできるというのが復興じゃなくて、女川人の一人ひとりが心から幸せを感