ウイルスに汚染された血液や血液製剤 この調査は、国民保健サービス「NHS」での治療中に、数千人の患者が致死性の感染症、HIVや肝炎に罹患したことが判明したことを受け、行われたという。 その結果、ウイルスに汚染された血液や血液製剤を投与され、3000人以上が死亡したことが明らかになったそうだ。 しかもこの事実をこれまでの政府が隠蔽してきたとして、スナク首相は「国家を代表して心からの明白な謝罪をしたい」と述べた。 被害は現在も起きている 2527ページ以上の報告書によれば、1970年代から1990年代にかけて、NHSのケアを受けていた3万人以上が致死性のウイルスに感染したという。 しかも感染症に苦しんだ患者は毎週、平均すると4日に1人が死亡しており、汚染された血液による被害は今も起きているそうだ。 さらに今回の調査では、政府職員が文書を破棄するなど、被害を隠蔽する意図的な試みも判明したという。
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