二人世帯向けの住宅が、わずか44時間30分で完成した。2日もかかっていない。しかも、販売価格は550万円という低価格。夢のような話だが夢じゃない。 なぜこれほど低コスト&短時間で住まいが手に入ってしまうのか?それは「3Dプリンターで作られた住宅」だからだ。 手掛けたのは、日本初の3Dプリンター専業住宅メーカー「セレンディクス」。 去年3月に10平米の「serendix10(スフィアモデル)」を完成させると、今年7月には日本初となる二人世帯向けの「serendix50」を竣工。日本発の住宅革命は世界26ヶ国でも紹介され、大きな話題となった。 『車を買い替えるように家を買い替えられるようにしたい』 そんな想いから、夢のような住まいを作り上げたのは、セレンディクスの最高執行責任者(COO)である飯田国大(はんだ・くにひろ)氏だ。 今回、日本初の3Dプリンター住宅が誕生した経緯、そして飯田氏が描く