株価は1株当たりの会社の価値だ。会社の価値には現時点での価値である資産価値と、将来生み出す利益を表す事業価値とがある。 理論株価=(資産価値+事業価値)÷株式数=(純資産+当期利益+来期利益+2期後利益+3期後利益+4期後利益+…)÷株式数 1株当たり資産をBPS、1株当たり利益をEPSと呼ぶ。BPSとEPSを使うと、上記の式は下記のように表せる。 理論株価=BPS+当期予想EPS+来期予想EPS+2期後予想EPS+3期後予想EPS+4期後予想EPS+… もし会社が今後100年存続するなら、100期後利益まで足した額が理論株価となる。 (普通は割引率という概念を導入し、将来の利益は割り引いて考えるのだが、日経平均の割安さを判定するには割引率を考えるまでもなかったので、割愛する。) 日経平均の理論株価に12月21日のBPSやEPSを代入すると下記のようになる。 日経平均理論株価=19390.