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また八ヶ岳いってきた。 わしは冬山というと八ヶ岳である。 理由はお手軽だからだ。 クルマを使えば日帰りすら可能である。 そんな冬山があるだろうか? いや、ない。 甲斐コマですら、単に登頂して戻って来るだけで 1拍二日はかかる。 八ヶ岳は、狭い範囲にピーク、尾根ルート、沢ルート、垂直の氷等が揃っており、 どれも3ピッチかそこらの規模。 しかもピッチグレードも楽勝なので、 昼前に出れば夕方には帰って来られるルートばかり。 そんなわけで、冬山テーマパーク的位置付けのエリア。 ストック持ってやってくる夏山に飽きた中高年登山者の団体なども居たりして、 本格派のアルパインクライマーからすれば、 「ケッ」 ってな感じのエリアなのである。 しかしながら、そんな楽勝とされるエリアでもプランによってはかなり 腹いっぱいになるのだ。 今回行ったのは、大同心大滝から小同心クラックという複合プラン。 どちらもロケー
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