科学技術振興機構(JST)は科学技術文献情報提供事業の中の提供業務部分を、ジー・サーチ(東京都港区)に移管する契約を締結したと発表した。5月23日午前に開催された理事長記者説明会の中で公表されたもの。 科学技術振興機構が作製した文献データベースの「JDream」などの4つのデータベースに対して、ユーザーに提供する有料サービス業務を「平成24年度からジー・サーチが引き受けている」という。提供業務の対象となる文献データベースは、科学技術や医学・薬学関係の国内外文献情報を手軽に検索できる日本最大の文献データベース(5800万件)の「JDream」、1年間に約100万件に達する文献の最新記事データや要約を分野別にまとめて迅速に日本語で提供する「総合抄録誌科学技術文献速報」、最新文献情報を定期的に検索して届ける「SDIサービス」、「解析可視化サービス (AnViseers=アンビ・シアーズ)」の4つ