~前回までのあらすじ~ カボタンは何となく再開したチャットをきっかけに、運命の芋、ポテッタントに出逢うのでした。 カボタンはしばらく、画面を拡大したり角度を変えたりしながら、ポテッタントの顔写真を凝視していました。 ポテッタントの顔面は、畑史上初と言っても過言では無いほど、カボタンのストライクゾーンど真ん中だったのです。 (こんなに髭の似合う芋、初めてだわ…) カボタンは久々に胸(?)の高鳴りを感じていました。 カボタンが顔面の皮を桜色に染めていると、ポテッタントからまたメッセージが届きました。 "実は昨日、博物館に行ってきたんだ。写真送るね!" 間もなくして、ポテッタントから50枚以上の写真が送られてきました。 初対面どころか実際に対面すらしていない外国産の男性から大量の写真が送られてきたことに、カボタンは少し戸惑いました。 送られてきた写真を見ると、博物館の展示品をバックに、ぎこちない