得点の構造を考えると、勝利に貢献するために打者はOPS(出塁率+長打率)を上げたい。その中でも長打に関しては、打球速度が高いほうが長打になりやすく、そのために打者はスイング速度を高めるようなトレーニングを行う。スイング速度は、筋量(除脂肪体重)と相関が高いことがわかっている。ウエイトトレーニングは、野球の技術トレーニングよりもより少ない時間とエネルギーの投資で筋量を増やすことができる。 参考:打者は体が大きい方が有利!?データで検証! 一方投手は、球質を高めることも重要であるが、できるだけ速いスピードボールを、100球前後投球できる「スタミナ」が必要となる。スタミナを鍛えるというと、まず思い浮かぶのが「走り込み」である。投手に限らず、野手の下半身を鍛えるという名目でも行われ、走り込みが万能な練習であるかのように捉えられている部分もある。 今回は、野球選手にとって「走り込み」の効果をスポーツ
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