Windows上でアプリケーションを自動で操作するためには, プログラムによってマウスポインタを任意の場所へ動かし クリックさせる といった制御が必要になる。 この「マウスの自動操作」はとても汎用的な操作なので,どんなプログラミング言語からもライブラリとして呼び出せたり,いっそコマンドプロンプトから実行できれば便利だ。 そこで,以下では マウスを動かす関数を集めてDLL化し, そのDLLをコマンドラインから実行できるようにし, その実行をバッチにして,アプリケーションの定型処理を自動化する といった手順で,「コマンドラインからのマウス操作」を実現してみる。 (1)コマンドラインからDLLを実行する方法 (2)rundll32.exe で自作DLLを呼び出す方法 (3)マウスを操作するDLLを作成する (4)バッチに組み込んで,アプリケーションを自動操作する 補足 まとめ 追記 (1)コマン