東京パラリンピック、26日午前に行われた競泳男子100メートル平泳ぎの運動機能障害のクラスの予選で、日本の山田拓朗選手が招集時間に遅れたとして棄権となりました。 競泳では種目が始まる15分前に招集場所にいる必要があると規則で決まっていますが、日本チームはこれを出場するレースの15分前だと認識していたということです。 これについて、日本チームの上垣匠監督は「招集時間は『レース開始の15分前』と規則に書かれていた。認識を間違えた結果、予選第2組だった山田選手は2分遅れで棄権となった」と経緯を説明しました。 そのうえで「招集時間について、いつも議論になる部分だが、15分前は出場レースなのか、種目全体の15分前なのかを質問するべきだった」と話していました。