帰ってきたはやぶさとクジラさん
姿勢系 橋本 樹明 私は姿勢軌道制御系の担当(*1)ですが、「はやぶさ」ではカメラを使って探査機の位置を決めることが重要であったので、航法カメラの開発も担当することになりました。カメラのハードウェアにはあまり詳しくありませんが、 「のぞみ」搭載カメラMICを担当していたことや、趣味が鉄道写真の撮影なので、撮像運用に関してはある程度経験は持っておりました。 ONCは、イトカワ離脱後は役目を終えたので、その後のトラブルに際して保温は断念しました。4年半、低温で放置されていたので、今回、正常に動作する保証はありませんでした。また、もし電源をオンした時にショートして探査機システムに影響を与えてはいけないので、回収カプセルを分離した後に初めて電源を入れる、という約束になっていました。すなわち、練習なしのぶっつけ本番です。さらに、4年半ぶりの運用と言うことで、コマンド手順や地上のデータ処理システムの使
2010年4月15日 「はやぶさ」、そうまでして君は。 プロジェクトマネージャ 川口 淳一郎 「はやぶさ」の帰還がせまるなか、2009年11月、すべてのイオンエンジンの寿命がつき、運用停止に追い込まれた。だが、われわれプロジェクトは、彼をあきらめさせることなく、動くものはなんであれ動員してあらためて走りださせることに成功した。いや走らせてしまった。運用再開を喜ぶなかで、私は、若干複雑な気持ちも併せてもっていた。「はやぶさ」は、本当は帰還を嫌がったのではないか。知ってか、知らずか、「はやぶさ」を待ち受ける運命は、大気再突入で燃え尽きることだ。もちろん、子のカプセルを運び、ともかくも所定のレールに載せた後にはなるのだが。 どうして君はこれほどまでに指令に応えてくれるのか?そんなにまでして。イオンエンジンの運転が再開したとき、そんな気持ちをもってしまった。われわれが、方策を考えあぐねていたならば
宇宙航空研究開発機構(以下 JAXA)は、平成22年6月に予定している「はやぶさ」搭載カプセルの地球帰還に関し、4月16日(金)に着陸想定地を管轄する豪州政府から着陸許可を得ましたのでご報告いたします。 なお、カプセルの再突入の日時は、現在の計算によると、平成22年6月13日、日本時間23時頃(協定世界時14時頃)、着陸場所は豪州ウーメラ立入制限区域の予定です。 引き続き、はやぶさの地球帰還、カプセルの再突入へ向けて慎重な運用を続けるとともに、適時、運用状況についてお知らせいたします。 ※協定世界時(UTC):全世界で時刻を記録する際に使われる公式な時刻
Aさんの家は、お父さん、お母さん、子供の3人家族です。 お父さんが稼いできたお金の使い道を、お母さんが決めます。 子供が高校を卒業する年になり、大学に行きたいと言い始めました。 子供は村でも特に優秀で、大学で学ぶことが出来れば、 村そのものが活性化し、みんなが幸せになれるかもしれません。 お母さんは迷います。 「大学に行かせれば、私たち一家だけでなく、村が幸せになるかもしれない。 しかし、お金もかかる。どうしよう。」 実はこの家には借金があったのです。 父親の年収は540万ですが、母親の使い道が下手だったせいで年830万の支出があります。 現在の借金は1億円ほどにのぼります。 とても子供を大学に行かせる余裕はありません。 子供は言います。 「僕が大学で勉強すれば、きっとなんとかなるよ。」 お母さんは言います。 「あんたのやっていることはよく分からないわ。別にあんたが村で一番にならなくてもよ
In an alarming escalation on the Korean peninsula, South Korea has demonstrated the ability to launch a satellite into the ocean. The announcement comes just months after North Korea announced that its newest communications satellite had triumphantly plunged into the Pacific. Ok, obviously I’m being facetious here. South Korea’s much-anticipated launch of its Korea Space Launch Vehicle 1 (KSLV-1)
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