日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は18日、テレビ番組やツイッターで戦時中の旧日本軍の従軍慰安婦問題などについて持論を述べ続けた。一方、「言葉のほんのちょこっとしたところを取り上げられても困る」などと、発言の報道の仕方にも問題がある、とメディア批判を強めた。 橋下氏のこれまでの発言 橋下氏はこの日朝、TBSのテレビ番組に中継で出演。「知事になる前から沖縄の問題に取り組みたいと思っていた」と切り出し、「やっとこういう立場に立った。沖縄の人権が侵害されている今の状況が米政府にきちっと伝わった」「過去を直視しないから、沖縄で女性に対する人権蹂躙(じゅうりん)行為を本気になってやめようという改善策をアメリカはやらない」などと述べた。過去の日本のアジア諸国への侵略を認めた橋下氏の発言に石原慎太郎共同代表が「侵略じゃない」と反論したことにも「いろんな考え方がある」と理解を示す一方、自分の主張を変え