リニア中央新幹線の開業を見据え、名古屋市が導入を検討しているバス型の路面公共交通システム(SRT)の社会実験が三日、名古屋駅−栄間で行われた。四日も実施し、乗車した人や通行人の反応などを検証する。 二日間で六百人余りが乗車する。車両は、広い車内で存在感のあるデザインなど、市が検討するコンセプトに近い岐阜市内を走る真っ赤な連節バス「清流ライナー」を使用した。
![連節バスの乗り心地は 名駅−栄間、SRT社会実験始まる:中日新聞Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8980cb4f8fde4d254f84a29a6ccdbb941ad8676a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.chunichi.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2Fc%2Fb%2F4%2F5%2Fcb45b6a927ff38e77330e52618278fb3_1.jpg)
就活のイベントが終わり、会場を後にする就活生=2021年4月7日午後4時22分、名古屋市、仲川明里撮影 人口減少時代にも、住民が増え続けている名古屋市。しかし、市には長年の大きな悩みがある。若い世代を中心に、女性が首都圏に流出していることだ。この人の流れは変えられるのだろうか。(仲川明里) 【図解】東京圏の転入超過数の推移 ■就活生「名古屋を離れたくない気持ちはあるけれど」 名古屋市東区に住む浅田菜摘さん(21)は、愛知大学現代中国学部の新4年生。就職活動のさなか、目指しているのは東京に本社を置く物流企業だという。 名古屋で生まれ、小中学生のころは、父の海外赴任に伴って台湾で暮らした。通訳など語学力を生かして海外と関わることができる仕事に就くのが夢だった。 就活を始めた昨年夏ごろは、住み慣れた名古屋での就職を考えており、市内に本社があるメーカー数社のインターンや説明会に参加した。しかし、募
東京から新大阪を目指して東海道新幹線の「のぞみ」に乗っていると、風の速さで過ぎてしまう通過駅の存在を意識することはほとんどない。だいいち、「のぞみ」が停まらないとはいえ、やはり新幹線。静岡なり浜松なり小田原なり、それなりに知名度の高い駅が多い。だから、東海道新幹線にナゾの通過駅などないのだ……と思っていた。ところが、ひとつあった。三河安城駅である。 三河安城駅と聞けば、ピンとくる人も多いだろう。「のぞみ」が名古屋駅に近づいてくると流れる車内放送――「この電車は三河安城駅を定刻通りに通過しました。次の名古屋駅にはおよそ9分で到着します……」というアレだ。名古屋で降りるときはこの車内放送を聞いて、「ああ、そろそろだな」とリクライニングをもとに戻して荷物をまとめて降りる準備をする。だから三河安城駅は「のぞみ」ユーザーからの知名度がかなり高い。
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