おすすめ度 きくざわ書店 アルプラザ鹿島店 (石川県鹿島郡中能登町) 『魔女の宅急便』と聞いて、まずジブリ作品を思い浮かべる方が多いかと思いますが、児童文学を思い浮かべた方もいらっしゃったことでしょう。角野栄子先生が描いた名作『魔女の宅急便』。絵本の優しくて綺麗なイラストの表紙からも分かる通り、ジブリ作品から手にとった方は違ったイメージと新しく物語で戸惑いを感じることでしょう。それも読みはじめると、海辺の町で不安と期待を胸に宅急便屋さんを開き、失敗したり落ち込んだり衝突したりすることもあるけれど、支えられ成長していく少女の物語にどんどん引き込まれていきます。来年春公開予定の実写映画化に先駆けて、小学生から大人まで手にとりやすい文庫化が4月から続々と進んでおります。実写を観る前に、ぜひ文庫を読んでみて下さい。読みやすいため一冊が直ぐに終わってしまいます。これを機に、角田先生の『魔女の宅急便』
この世の終わりに踊る時も、きっと私を見ていてね。ダンサーの幸福は、踊れること。ダンサーの不幸は、いつか踊れなくなること――稀代の舞踏家ピナ・バウシュをモチーフに、舞台を見る者と見られる者の抜き差しならない関係をロマンティックに描いた表題作をはじめ、ミステリからSF、ショートショート、ホラーまで、物語に愛された作家の脳内を映しだす全十九編の万華鏡。 恩田 陸 (オンダ リク) 1964年、宮城県生まれ。早稲田大学卒。1992年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。ホラー、SF、ミステリなど、既存のジャンルにとらわれない独自の作品世界で多くのファンを魅了している。2005年に『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞を、2006年に『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を、2007年に『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞ
煌びやかな闇が、手招きする。目前に迫った暗黒の世界“フチ”。そこで待つ“ソク”の正体とは!?ここでは何が起きているのか。 恩田陸が贈る、日本版・地獄の黙示録犯罪者や暗殺者たちが集まり、国家権力さえ及ばぬ無法地帯である〈途鎖国〉。特殊能力を持つ〈在色者〉たちがこの地の山深く集うとき、創造と破壊、歓喜と惨劇の幕が切って落とされる――極悪人たちの狂乱の宴、壮大なダーク・ファンタジーをお楽しみください。 恩田 陸 (オンダ リク) 1964年宮城県生まれ。早稲田大学卒。92年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年に『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞をダブル受賞。06年には『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年には『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
長嶋 有 (ナガシマ ユウ) 1972年生まれ。2001年に「サイドカーに犬」で第九二回文學界新人賞、02年に「猛スピードで母は」で第一二六回芥川賞、07年に『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
世紀の大発見! 人気ミステリ作家11人の“デビュー前”原稿!! 破天荒な本、他に類のない面白い本。 ――有栖川有栖 粗削りで瑕だらけ。しかしながら作家本来の資質や志向性がくっきり。 ――綾辻行人 人気作家のアマチュア時代作品を無修正で大公開! 作家志望者、ミステリファン必読の“前代未聞”本!! 「お客さん、この機会を逃すと二度と読めない作品ばかりですよ」 《収録作品》 有栖川有栖「蒼ざめた星」 ……同志社大学推理小説研究会時代に執筆した江神シリーズ作品 法月綸太郎「殺人パントマイム」 ……京都大学推理小説研究会時代に執筆した犯人当て 霧舎巧「都筑道夫を読んだ男」 ……駒澤大学推理小説同好会会誌に収録された作品 我孫子武丸「フィギュア・フォー」 ……京都大学推理小説研究会時代に執筆した犯人当て 霞流一「ゴルゴダの密室」 ……ワセダミステリクラブ時代に執筆したデイリースポーツ懸賞付き犯人当て
京都の書店では一冊の本が全裸の女に変わり男と交歓し、東京のお寺ではビルマのジャングルに飛んだ男がトラを見て小便を漏らす。香川の豊島ではじいさんが指でキスを釣り、大分のストリップ劇場では湯の中に男も女も生も死も溶けていく―。豊かで深い空間と時間が立ち上がり、胸の底で眠っていた魂が踊り出す。北海道、長野、茨城、東京、京都、熊本、福岡、大分、沖縄―。出会った人々、空気、時間に任せ、うねり弾む文体で紡がれた特別な小説。 54の「その場」で生まれた即興短編集。 2007年12月、それは六本木ではじまった。六本木のアートカフェイベントで自作の朗読を頼まれたいしいしんじは、”既に自分が知っている話をもう一度読んでも面白くない”と思った。そして、その場でちょっと、小説を書きながら声に出して読んでみた。楽しかった。それから、鉛筆だけを持って、呼ばれたらどこにでも出かけていき、「その場」で小説を書き、読むとい
絶賛された受賞作に、著者の最新最高の作品を合わせた花束のような短編集! 空港の国際線到着ロビーを舞台に、渦のように生まれるドラマを、軽やかにすくい取り、「人生の意味を感得させる」、「偶然のぬくもりがながく心に残る」などと絶賛された、川端賞受賞作。恋の始まりと終わり、その思いがけなさを鮮やかに描く「寝室」など、美しい文章で、なつかしく色濃い時間を切り取る魅惑の6篇。 江國 香織 (エクニ カオリ) 1964年東京生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞を受賞。「409ラドクリフ」(1989年フェミナ賞)、『こうばしい日々』(1991年産経児童出版文化賞、1992年坪田譲治文学賞)、『きらきらひかる』(19
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