「M&A」と聞くとこれまでは「大企業が行うもの」というイメージが強かったのではないでしょうか。 近年は、小規模な取引が活発化していることを受けて、個人がM&Aで会社を買収する時代が到来。ゼロから起業するよりも手っ取り早く会社を持つ手段として、個人M&Aによる起業が注目を集めています。 「個人でM&Aなんてできるの?」と疑問もあるかと思いますが、スモールM&A=事業規模の小さな取引であれば比較的低予算で買収が可能であり、個人でも十分手が届く案件も多く取引されています。 本記事では、起業を個人M&Aによって実現する方法や注意点、メリット・デメリットなどを解説します。 スモールM&Aとは 個人でもできるM&A=スモールM&Aには厳密な定義はありません。 したがって、業者によって解釈が異なり曖昧な点もありますが、慣習的におおむね以下のように認識されています。 小規模な会社や個人事業が対象会社・事業