「生涯未婚率」男性が圧倒的に高いワケ こんな記事を読んで、やや主題とは違うところに目が釘付けになった。 15年の生涯未婚率は、前述の通り男性が23.4%、女性が14.1%。「団塊ジュニア世代」が生まれる直前の1970年には、生涯未婚率は男性1.7%、女性3.3%だった。 ぼんやりと未婚率は上がっているのだろうと思っていたが、ここまで差があるとは。 というか、1970年の「男性1.7%」なんて、想像がつかない。そこまで結婚していたのか、という。一方で、2015年の「男性23.4%」というと「多いなぁ」と思ってしまう。 むろん、いずれの社会が正しい、あるいは誤っているというわけでもないだろう。ただ、もう社会が違ってきてしまったというだけなのである。その中で、個々人が社会に適応してそれぞれの選択をするだけのことなのだ。 して、思うに男性未婚率1.7%時代は、いまの基準でいえば結婚に向いていない人