CD PROJEKTグループは12月11日、投資家向けの企業レポートを公開。その中で、『サイバーパンク2077』の開発費と宣伝費を、デジタル版の予約販売によって回収する見込みと発表した。 厳密にいうと、デジタル版の予約販売によってCD PROJEKTが受け取るライセンスロイヤリティが、①ゲーム開発に関わるすべての支出 ②すでに発生および2020年中の発生が予定しているゲームのマーケティングおよびプロモーション費を、上回る見込みだとされている。 CD PROJEKTは、世界各地にてパートナーと連携して、パッケージ版を販売している。デジタルゲームの売れ行きが強い時代であるが、こうしたパッケージ版の売上を抜きにしても、すでに膨大とされる開発費・宣伝費を回収したようだ。 実際の『サイバーパンク2077』総開発費については定かではないが、2020年第3四半期の業績発表資料よりその数字を少し推察できる