2021年7月24日のブックマーク (3件)

  • わいせつ五輪開会式の村 - 関内関外日記

    一ヶ月前、ぼくはワクチンの接種を受けた。注射器の形はわいせつな形をしていた。ぼくらの世界には表の世界との秘密コネクションがあって、品不足とされているワクチンも、独自のルートで入ってくる。日本代表のわいせつ石こう職人のぼくは、優先してワクチンの接種ができたのだ。 四年に一度の、大会が始まる。この大会の起源はわかっていない。最初の村で行われていた村祭りが大きくなったというものもいるし、村がいくつにも増え、その交流の場として生まれたという研究者もいる。 やがてこの祭りは大きくなった。日の津々浦々に隠れ住んでいるわいせつの村の者たちが集い、その技量を比べ合う大会となった。開催は四年に一回。ひそかに日国中からこの道の猛者たちが集い、二週間それぞれの技を競い合う。勝利者には金色に輝くわいせつな形のメダルが贈られることになった。 この大会がさらに大きくなった。世界各国にも、ぼくたちと道を同じくする村

    わいせつ五輪開会式の村 - 関内関外日記
    shirosso
    shirosso 2021/07/24
  • 反オリンピックが一枚岩だと思ってる奴らはせめて6系統ぐらい把握し

    反コロナ渦系コロナ禍でやっていることに反対している集団。 通常時のオリンピックであれば歓迎するという態度を取っている。 実際には他の系統のものが論拠の補足としてこの集団を利用している節もある。 今回の反オリンピックにおける最も主要な系統。 反スポーツ系スポーツそのものを憎んでいる。 個々人により様々な経験を通して、スポーツそのものにトラウマを抱えている。 スポーツに関連するものすべてが憎いタイプ。 反スポーツマンシップ系「スポーツマンシップ」というお題目を薄ら寒いものとして憎んでいる。 スポーツ経験者が部活動や試合を通じて、ないしは運動音痴がスポーツマンにいじめられて、スポーツマンシップなんて結局はおべんちゃらだと絶望した姿。 彼らにとって五輪とはクズによる自己陶酔の祭典である。 普段のスポーツや観戦自体は嫌いではなかったりするものも多い。 反営利(メンツ)主義系IOCやCATVなどの利益

    反オリンピックが一枚岩だと思ってる奴らはせめて6系統ぐらい把握し
    shirosso
    shirosso 2021/07/24
  • 「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)

    7月19日に公開された藤本タツキ漫画「ルックバック」は傑作だった。CSM以来の藤ファンとしては、この作家の底知れない引き出しの多さに驚愕したし、予告されているCSM第二部への期待感がいやがうえにも高まった。とはいえ、私は自分がこの作品のほんとうの素晴らしさを理解できているとは思わない。作は「漫画家についての漫画」であると同時に、これまでになく藤の個人史を投影したとおぼしい作品だ。それゆえ、実際に漫画制作に関わった経験のある人ほど、その素晴らしさを深く理解できるであろう。 私は特に物語後半の「じゃあ藤野ちゃんはなんで描いてるの?」という問いかけに続く無音のシークエンスがことのほか好きで、そこだけ何度も読み返している。藤野のネームを読んだ京のうれしそうな笑顔、涙ぐむ京にティッシュを渡す藤野、ただ京を喜ばせたかった、という想いが画面全体から溢れ出してくる。藤作品は良く映画的、と言

    「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)
    shirosso
    shirosso 2021/07/24