インターネットの普及以来、「ワープロ不要論」を口にする人が増えています。 仕事に必要な書類は、ほとんどをメールでやりとりすることから「ワープロソフトで面倒なレイアウトをするよりも、メールソフトでそのまま書類を作った方が効率がいい。ワープロソフトはもはや不要だ」というものです。しかし、このような考え方は、ものごとの片方の面しか見ていません。確かに社内文書や連絡などはメールを使うことが多く、書体や文字の大きさに変化をつけて読みやすくするなどという気配りは不要かもしれません。しかし、社外にだす文書はどうでしょうか?あるいは顧客にわたす文書はどうでしょうか?読みやすくする心づかいは不要なのでしょうか? また、企画書やプレゼンテーション書類などはどうでしょうか。レイアウトをほどこさないテキスト書類があふれているビジネスの現場では、美しくレイアウトされた文書はそれだけで人の目を惹きつけ、相手の心に訴