iOSのアクセシビリティではフォントサイズや画面の拡大などが可能です。 通常のアプリだと考慮しなくても大した問題にならないかもしれませんが、高齢者向けのサービスなどだと、利用ユーザーがフォントや画面の拡大率を設定している可能性があり、UIの崩れの原因となってしまいます。 逆に、フォントを大きくしたい大きく表示させたいユーザーに対して、その機能を制限してしまう場合もあります。 今回、この問題の仕様や対応策を考える機会があったので記事にまとめました。 フォントサイズの拡大とは?まずはフォントサイズの拡大機能についてです。 iOSの 設定 > 画面表示と明るさ > 文字サイズを変更 をタップすると出てくる端末のフォントサイズを全体的に拡縮できる機能のことです。 Apple公式のガイドさらに詳しく設定画面を見ていきましょう。 こちらはiOS15のアクセシビリティのフォント拡大メニューです。 7段階