カーナビやPCをはじめとする様々な分野で地図データを供給してきたインクリメントP(IPC)は3日、国内でも拡大しつつあるWindows CE搭載のPND(Personal Navigation Device)市場向けカーナビ事業に本格参入したことを発表した。 そのポイントは、従来のような単に地図データだけを供給するのではなく、カーナビ用アプリケーションまでも含めた提供を各カーナビメーカーに行っていくということ。 地図データ供給メーカーがカーナビ用アプリまでも提供するのは世界でも例がなく、今後はIPCが運営するカーナビ向けサーバーシステムとの連携によるデータ更新やリアルタイム渋滞情報を含めた最新コンテンツの提供も行う計画。これによってカーナビ開発に実績のない異業種メーカーでも簡単に市場参入しやすくなり、PNDの市場拡大に大きな役割を果たせるとしている。 今回、発表したPND向けアプリ及び地図