Hondaは、ディーゼルエンジンをガソリンエンジンに匹敵するレベルにクリーン化する画期的な新世代ディーゼルエンジン用NOx触媒を新開発、ガソリン車と同等のNOx排出レベルが求められる米国の排出ガス規制「TierII Bin5」排出ガスレベル(社内値)を達成した。この触媒は、触媒内部で生成されるアンモニアによる還元反応を利用し、窒素酸化物(NOx)を窒素(N2)に浄化する世界初の画期的システムを採用している。 新開発の触媒は、排気ガス中のNOxを吸着してアンモニアに転化する層と、触媒内で転化されたアンモニアを吸着して排気ガス中のNOxを窒素(N2)に浄化する層の2層構造を採用。酸素が多いリーンバーン状態でNOxと反応してN2に浄化するためにもっとも有効な物質であるアンモニアを触媒内で発生させることで、コンパクトで軽量なディーゼルエンジン用の浄化システムを実現した。また、ディーゼルエンジンの主
![新開発NOx触媒を採用した新世代ディーゼルエンジンを開発](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ca637aea02b1d56f8d671cd6d1be49750701b95/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fglobal.honda%2Fcontent%2Fdam%2Fsite%2Fglobal-jp%2Fnews%2Fcq_img%2F2006%2F09%2F4060925b_01.jpg)