穏やかな世願い力強く 広島でウルトラ書きぞめ (1/8) 日本一大きな熊野筆で新年の願いを書く「新春ウルトラ書きぞめ」が8日、広島市中区の基町クレドふれあい...
10月末でバス事業を廃止した井笠鉄道(笠岡市笠岡、資本金1億5千万円、関藤篤志社長)は2日、岡山地裁に破産手続きの開始を申し立てた。民間信用調査会社の帝国データバンク倉敷支店によると、負債総額は約32億3600万円の見込み。 同支店などによると、同社は1911年に創業し、軽便鉄道を運行。バス事業は25年に参入し、鉄道事業から撤退した71年からはバス専業となり、「井笠バス」の名称で岡山県西部から広島県東部をカバーしていた。 しかし、マイカー普及や沿線の過疎化などで利用客が減少。1997年3月期に約22億3200万円の売り上げ(営業収入)は、2012年3月期は約9億円まで落ち込み、10月12日に中国運輸局岡山運輸支局へバス事業廃止届を提出。従業員155人は同31日付で解雇した。 路線バス廃止を受け沿線自治体は中国バス(福山市)などに依頼し、11月から来年3月末まで71路線のうち53路線で代替運
バス事業を10月末で全廃した井笠鉄道(笠岡市)のバス路線の代替運行が1日始まった。JR笠岡駅前のバスステーションでは、代替運行を行う中国バス(広島県福山市)内に設立された井笠バスカンパニーの開業・出発式があり、関係者がテープカットした。 式に出席した中国バスの小嶋光信社長は「車両、車庫などのインフラ部分を行政保有とし、行政からの委託金を得て運行する“公設民託”方式にならざるを得ない」と話した。 井笠鉄道が運行していた路線バスのうち18系統は廃止、存続する53系統中21系統が減便された。井原市内の循環バス12系統は北振バス(矢掛町)、倉敷市真備町内の循環バス2系統は日の丸タクシー(倉敷市)が運行し、浅口市と隣接の里庄町内を通る1系統は両市町による無料輸送になった。中国バスは38系統を引き受ける。 代替運行は来年3月末まで。4月以降の運行方式は、岡山・広島両県や関係市町の井笠鉄道バス路線廃止対
井笠鉄道(笠岡市)は31日、バス事業を全面廃止した。県西南部から広島県福山市に広がる同社の路線バスの大半は1日から来年3月末まで両備グループの中国バス(福山市)が、関係自治体の補助で代替運行する。 31日は同グループ社員らが井笠鉄道のバス約60台の車体に新たな同グループの社章に替えたり、約1000カ所の停留所に新しいダイヤ表貼り付けなどの作業を深夜まで続けた。車体横の「井笠鉄道株式会社」の文字上に、中国バス内に1日付で設立される「井笠バスカンパニー」のシールを貼った。 1日からは、31日付で井笠鉄道を解雇された後、同カンパニーに来年3月末まで期間雇用される運転手らがバスを運転する。来年度からも同グループが路線バスを担う場合、笠岡を拠点とする新会社が設立される予定で同社社員となるという。【小林一彦】
■中国バス運転手らに花束 経営不振から井笠鉄道(笠岡市)が10月末でバス事業を全廃したのに伴い、一部路線を引き継いだ中国バス(広島県福山市)などが1日、代替運行を開始した。来年3月末までの暫定措置で、JR笠岡駅前では同日朝、セレモニーも行われた。 ◇ セレモニーには中国バスの小嶋光信社長(両備グループ代表)、関連自治体でつくる「井笠鉄道バス路線廃止対策会議」の三島紀元笠岡市長らが出席。矢掛町行き路線バスの出発時刻にあわせ、田辺孝志運転手(62)に花束が渡され、テープカットをした。 井笠鉄道のバス64台を再利用し、車体には「井笠バスカンパニー 中国バス」の新社名を表示。社員も81人を当面雇う方針だが、中には保留する人もあり、田辺運転手は「あんな終わり方だけに私も納得していないが、今はただお客様を安全に送り届けるだけ」と複雑な表情を見せた。 創業約100年の
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