12月13日の岩国錦帯橋空港の開港に合わせ、バス会社2社が空港への乗り入れを計画している。いわくにバス(岩国市)は、岩国市―広島市間を走る高速バスの一部を空港経由に変更。防長交通(周南市)は周南市や田布施町と空港を結ぶ2路線を新設する。空港は広島県西部や県東部からの利用客も予想されることから、直接乗り入れで搭乗客の需要を取り込む考えだ。(佐々木道哉) 両社とも中国運輸局に路線認可を申請中で、開港日からの運行を目指している。 いわくにバスの高速バスは、広島市中心部の広島バスセンターと岩国駅などの間を1日7往復している。このうち空港を経由するのは、同センターを午前9時40分と午後1時35分に出発する岩国方面行きと、岩国市交通局を出て同3時40分と同5時50分に空港から発車する広島方面行きの計4便。同センター発着の料金は片道900円で、所要時間は約80分。 同社はまたJR岩国駅と空港を直接結ぶシ