ブックマーク / alhamda.hatenablog.com (7)

  • 秋のタケノコ - あるはん 路上で占う占い師の話

    人は覚醒する間際の夢を覚えてたりするものだけれど・・ 夢の中の意識が土の中の意識だとすれば、 覚醒後にその土の上をそっと撫でると・・ あったあった・・夢の意識をみつけることができる。 さながら、夢の意識は、春のタケノコ、なのだ。 お昼寝してたら・・タケノコが詰められたダンボールが夢の中、山積みに、家の玄関に届けられて・・ こりゃ、随分な量だな・・と思いながら、そのダンボールたちを家の中に運び込んでた。 さあ、あのタケノコたち、どうするか・・今、考えている。 youtu.be

    秋のタケノコ - あるはん 路上で占う占い師の話
    shiseikun
    shiseikun 2022/10/10
  • 淀み - あるはん 路上で占う占い師の話

    7月も、もうすぐ終わる。 今年の7月と来年の7月は、地球の人間構成も随分変わるはず・・ スピリチュアリズム的に言えば、人間は死なない。魂は死後も存続する。しかし肉体存在としての人間の、その命の構成は、今年の7月と来年の7月とでは、変化は免れない。 来年の7月、僕はこの地球で、肉体存在として存在しているのかどうか・・ ある意味、今世における僕的使命が来年7月までに完遂できているならば、僕は来年の7月、肉体を脱いでいるはずだ。 そしてしばらく・・何百年かは、この地球に、肉体存在としては戻ってはこない。 今世における使命を達成できず、不慮の出来事によって肉体を脱がねばならなかったとしたら、転生は早いはずだ。浮かばれない魂は、天界に上昇できず、受肉を急ぐ。 いずれにせよ、僕は肉体を脱いでも、再びこの地上に肉体存在として、降りてくるだろう。未熟な魂を進化させるための試練として。 この世界にいる、全て

    淀み - あるはん 路上で占う占い師の話
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    shiseikun 2022/07/28
  • 靴下がない - あるはん 路上で占う占い師の話

    ない・・下がない。 僕は家族の衣類を洗濯機で洗濯をする。ドラム式の洗濯機の、そのクルクル回る様子を見るのが好きだから、僕は、洗濯を他人任せにはしない。スイッチを入れて、水が洗濯槽に溜め込まれて、そして洗剤と水が衣類に混ざりながら、衣類はクルクル回る。 衣類がクルクル回るのに合わせて、僕は顔をクルクル回す・・ただ何も考えずに、そうするひと時が、好きだ。 円運動フェチ、なのだろう。 ・・・・・ ずっと歯の嚙み合わせが悪くて、特に左の上下の嚙み合わせが負担になっていて、顔の左だけ、ほうれい線が長く伸びている・・顔の左の筋肉が、コリコリに凝ってしまっているのだ・・ この嚙み合わせ、なんとかなんねえかな・・思っている・・いつも思っている・・いつも意識はそこに向かっているわけではないが、今、なにがしかについて考えていることと並行して、・・この噛み合わせ、なんとかなんねえか・・という、パラレル意識がい

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    shiseikun 2022/06/13
  • 雨に濡れて - あるはん 路上で占う占い師の話

    生ゴミを集積所まで歩いて出しに行った。今朝は雨。今日はずっと雨らしい。 傘をささないで、雨に濡れて・・ 一旦集積所にゴミを出し・・雨だから早々、家に戻ろうと思ったけれど・・ そして家の敷地には入ったのだけれど・・ 気になる・・ 道を挟んだ路上脇にある、ずっとそこにありつづける、小さな箱状のゴミ。 前回のゴミ出しの日も、その前のゴミ出しの日も、その小さな箱状のものは、そのままそこに置かれていて・・ まだあるのか・・ ゴミ集積所は僕の家を出て道を左に・・ そのゴミは家を出て、若干を超えたくらいに、右。 そのゴミがもし、家を出てゴミ集積所に至る左にあれば、僕は間違いなく、すでに拾って自分が持つゴミ袋に収めていた。 しかし、そのゴミは、家を出て、ゴミ集積所とは逆の右にあるのだ。 前回、前々回と、ゴミを出すときに、その箱状の小さなゴミが気にはなっていたのだが、そのままにしていた。 そして今朝、そのゴ

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    shiseikun 2022/06/06
  • 腰からいいこと教わった - あるはん 路上で占う占い師の話

    昼どきの情報バラエティ番組が、日帰り温泉サウナ室のテレビモニターに映されていた。芸能人の人たちが、街で買ったりべたりしているのを観て、 「つまんね」 思わず口をついて出てしまった。 (やべ)と思いながら、周りを伺った。 平日の昼どきの日帰り温泉サウナ室は、大概空いている。その時は、僕以外に2人ぐらいしかいなかった。でも、平日の昼どきでも、混みようは一定していなくて、混むときはドドッと混む。 天気予報と同じだ。明日は雨でしょう・・しかし、蓋を開ければ晴れ・・平日の昼はガラガラでしょう・・サウナ室の扉を開ければ、混み混み・・ 予測不能だ。 (やべ)と思いながら伺ったサウナ室の僕以外の人たちは、ただ、テレビモニターに見入っていた。 情報バラエティのつまらなさに屈しながら、僕は座り前屈(長座前屈)で腰を伸ばした・・ (痛) 腰の椎間板がずれたかの痛みが腰に一瞬、走った。(・・腰もやられた

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    shiseikun 2022/06/01
  • スーパーのレジ - あるはん 路上で占う占い師の話

    コーヒーはレギュラーがうまいが・・ インスタントは楽だから、インスタントをよく飲む。 レギュラーのコーヒー豆もコーヒーメーカーも家にはあるが、そのコーヒー豆の入った袋は封を切ったまま、冷蔵庫にしまいっぱなしで・・ 徐々に風味は落ちてしまうのだろう・・ 冷蔵庫を開けたタイミングで、コーヒー豆の袋が目に入ると、毎度そう思う。毎度そう思いながら、毎度コーヒー豆の袋はそのまま・・冷蔵庫の中の定位置に置いたまま、触らない。 でも、必ず冷蔵庫に閉じ込められた、袋の中のコーヒー豆に、日の目が当たる時は、来る。 それは、瓶に入ったインスタントコーヒーが底をつき、詰め替えのインスタントコーヒーを買うのを、僕は必ず忘れるからだ。 昨日もそうだった。 もう少しでなくなるな・・そう思って、僕はスーパーに向かった。買うべき主眼は詰め替えのインスタントコーヒーなのだが、スーパーに到着すると、その主目的をすっかり忘れる

    スーパーのレジ - あるはん 路上で占う占い師の話
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    shiseikun 2022/05/21
  • 般若心経と私 - あるはん 路上で占う占い師の話

    世の中のハイテクな機器のことは、疎すぎるくらいに疎い僕で・・ 「そんなあなたも大丈夫」のセリフに誘導されて、そのうちジャパネットタカタとかの餌にされるんだろう・・ 車に乗ればカーナビとスマホが勝手にブルトゥース接続されて、オーディオからスマホのミュージックアプリに入った曲が勝手に流れ出す・・ ハイテク機器をいじるのは面倒なので、勝手に流れる曲を、僕はそのまま聴く・・ その、流れ出す曲のなかに、いつミュージックアプリにダウンロードしたのかわからないのだけれど・・姫神のアルバム曲が入っていて・・ 今日も、夕のとんかつ弁当テイクアウトを買いに行ったとき、車に姫神が流れ出した。 勝手に流れる姫神に聴覚を支配されながら、昔のことを思い出していた。 地球の滅亡まであと何年かに差し迫った世紀末のころ、僕は日々の生活が切迫していて、昼の定職と夜のバイトを生きていた。 持ってるもの、金になるもの、とにか

    般若心経と私 - あるはん 路上で占う占い師の話
    shiseikun
    shiseikun 2022/05/14
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