<誰の為のブラジル戦だったのか? ~日本×ブラジル~> ブラジルW杯での惨敗劇から早4ケ月。 前技術委員長のイチオシで招聘されたアギーレJAPANは船出から3戦目でブラジルと戦うチャンスに恵まれました。 そこで今日は先日のブラジル戦を振り返りながらアギーレJAPANの未来像を検証してみたいと思います。 まずこれまでの2試合で召集されたメンバーからアギーレが目指すサッカーの方向性を探っていくと ザックJAPANではポゼッションの主役を担った中盤から遠藤、長谷部らが外れ 代わりに森重、細貝、田中順也という、彼が言うところの「ボールを持っていない88分」を基準に選ばれたメンバーが名を連ねています。 ザックが【自分達がボールを持つ事】を基準にチーム作りを考え、それに見合った人材に世界基準のインテンシティを上乗せしようとしたのに対し、 アギーレは最初から【ボールを持てない】事を前提にチームを作り始め