ビット演算どこで役立つ? 最も効率的な活用場面として、複数のYes/Noの状態をひとつのオブジェクトやエンティティに持たせるケースです。Unixファイルシステムのアクセス制御などはその例です。読み込み可能か、書き込み可能か、実行可能かのそれぞれのパーミッションをビットで管理しています。 それぞれ3つの状態を個別にもたせると3バイト(SQLで言えば3カラム)必要になりますが、ビットにすれば1バイト(SQLで言えば1カラム)ですみます。ファイルシステムやデータベースのように大量のデータにそれぞれフラグを持たせる場合に、ビットで管理するとデータ量を節約できるわけです。 このようなフラグ管理が行われている例として Unix/Linuxファイルシステムのパーミッション PHPのerror_reporting(出力するエラーの種類の設定)などのプログラミング言語の設定値 TCP/IPのサブネットマスク