唐突で恐縮だが、とても面白いツールを紹介したい。Firefoxに標準で備わっている「3D view」という機能である。このツールは、平面として表示されているWebページを、構成要素の階層構造が分かるように3D表示に変換してくれるのだ。 Firefoxにこの機能が搭載されたのは、2011年12月にリリースされたFirefox 11のAurora版(アルファ2版)から。2012年には、いくつかの記事やブログでこの機能が紹介されている。一部の開発者などの間では有名な、“知る人ぞ知る”機能だったようだ。 3D viewは、もともと開発者向けの機能である。米モジラ・ファウンデーションのツール紹介サイトでは、HTMLのレイアウト上の誤りを見つけたり、レイアウトを最適化する方法を探したりするのに効果的だとしている。 ただ、この3D view機能を開発者だけに使わせておくにはもったいない。Webページの仕
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