燃油・生産資材等の高騰が深刻化しています。 国、県において支援対策が打ち出されていますが、昨年から現場で取り組んでいる、肥料コスト低減試験を紹介します。 アスパラガスは、夏場からの収量確保のために追肥を行いますが、ペースト肥料(商品名:園芸サスペンジョン)を畦から20㎝ぐらいの深さに灌注します。2年前は年間2回程度でしたが、昨年から、親茎立茎後、月に1回程度施用する農家も出てきました。 通常、園芸サスペンジョン3号(成分N8-P3-K5、有機59%)を20㎏、水200リットルに溶かし、灌注していました。 写真:サスペンジョン肥料をうねに50㎝感覚で灌注 さし込みはあまり力はいりません サスペンジョン5号(成分N14-P4-K5、有機52%)は、3号よりN分が1.8倍程度含まれるので、肥料代の軽減を図るために、半量(当然、価格も1/2)でいけるのではないかと、展示圃で試験を行い、従来の3号と