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2016年5月29日のブックマーク (1件)

  • いつまで続けるのか、捨てられないプログラムとの不適切な関係

    「プログラムを1行直すだけでも2カ月かかる場合もある。あまりにも長期間にわたり属人的な保守を続けてきた結果、コードがスパゲティー化し、わずかな変更であっても影響の及ぶ範囲を容易には特定できないからだ」。ある大手金融機関の話は、私には衝撃的だった。ところが、大規模システムの保守を担当する技術者からすれば、「当然あり得る」話だそうだ。 こんな話もある。ある大企業が自社のシステムについて調べたところ、膨大な数のプログラムのうち、実際に利用されているのは4割にすぎず、残りの6割は調査期間中には全く使われていなかったそうだ。そうした幽霊プログラムが毎日、ハードウエアなどのリソースをムダ遣いしながら、待てど暮らせど現れることのない利用者を待って稼働しているわけだ。 それもまた、大規模システムの担当者にとっては「あるある」話のようだ。割合は定かではなくても、「ざっくり言って、半分以上のプログラムは使われ

    いつまで続けるのか、捨てられないプログラムとの不適切な関係