6月19日、ソフトバンクは東京・有楽町の東京国際フォーラム・ホールAで定時株主総会を開催した。前日(18日)同社はヒト型ロボットの「ペッパー」を今月から一般販売を開始すると発表。世界展開を進める考えを示した。グーグル出身のニケシュ・アローラ氏の副社長就任、ヤマダ電機との資本業務提携などニュースの絶えないソフトバンクだが、株主の関心はどこにあるのか。現場から、記者がリアルタイムで実況する。 (本記事は2015年6月19日、午前10時00分から随時更新します) 定刻になった。孫正義社長が登壇し、拍手で迎えられる。 「株主の皆様にはご多忙のところお越しいただきありがとうございます」と、会場から罵声があがる。 孫社長「なんでしょうか。ご静粛に」。のっけからアクシデントで幕開けのようだ。株主の声は聞き取れないが、何か意見があるよう。孫社長、戸惑いつつ耳を傾け、「それでは後ほど担当のものが対応する」と