東日本大震災の被災地で、性風俗で働く女性たちの声を聞き続けたフリーライターがいる。ときには「地元の人たちの気持ちを逆撫でする行為かもしれない」と後ろめたさを感じながらも、なぜ10年間も被災地に通い続けたのか。取材の記録を『震災風俗嬢』(集英社文庫)としてまとめた小野一光氏に聞いた――。(前編/全2回) 【写真】フリーライターの小野一光氏 ■10年前もいまも、東京の風俗関係者が被災地に流れ込んでいた ――小野さんは被災地の性風俗で働く女性たちを継続的に取材されていますが、コロナ禍の今年はどんな変化がありましたか? 2月下旬、被災地を久しぶりに回ってきました。まず福島県郡山市に入り、宮城県の石巻市、気仙沼市、岩手県の陸前高田市、釜石市と沿岸部を北上し、その後内陸部の北上市までクルマで走りました。 被災地の風俗店も新型コロナの影響をもろに受けています。コロナのせいで東京の風俗店が流行らない。仕事
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