中学時代にトレセン歴のような輝かしい経歴がない選手がほとんどなのに、高校時代に個性を磨きあげ、セレッソ大阪のDF松田陸選手、松田力選手を筆頭にこれまで28人ものJリーガーを輩出している立正大学淞南高校の南健司監督。 前回は現在発売中の南監督の著書「常に自分に問え! チームの為に何が出来るか 立正大淞南高校の個とチームの磨き方」から一部を抜粋し、前向きな志向の重要性について紹介しました。 後編となる今回は、立正大淞南がサッカーで大事にしている要素について紹介します。 (構成・文:森田将義) 立正大淞南高校サッカー部(C)森田将義 <<前編:「トレセン歴なし」がほとんどなのに約30人がJリーガーに! 全国常連の強豪サッカー部監督に聞く「個とチームの磨き方」 ■誰にも負けない武器が一つでもあれば、選手は成長できる 淞南に来る選手の多くは欠点が多くても、何か一つ誰にも負けない武器を持った選手ばかり