『青いターバンの少女』のターバンや耳飾り、『モナ・リザ』の黒衣、印象派が描いたパリジェンヌの美しい洋服。いわずと知れた傑作も、「装い」に目を向ければ、隠された魅力が見えてくる。絹の光沢にビロードの艶、贅をこらした装飾、流行のシルエット、鮮やかな色彩、衣擦れの音が聞こえてきそうな質感...。はるかなる時を超えて、絵の中のドレスは語る。そして私たちは知るのだ、画家の情熱にモデルの誇り、時代の輝きと、そこに生きた人々の息づかいを。服飾・美術研究の第一人者がいざなう、新しい絵画の楽しみ。 【PHP研究所】 ファッションから名画を読む (PHP新書)の三日月くらげさんの感想・レビューユーザー レビュー - 三日月くらげ - 読書メーター題名と表紙に惹かれて読んでみた。絵画を見るときには知識があった方がより楽しめるなと感じた。ファッションに注目して絵を観るということをしたことがなかったので新鮮に感じ