福岡からプロ棋士目指せ 将棋連盟が研修会 2015年09月04日 03時00分 日本将棋連盟は、プロ棋士を養成する奨励会の下部組織に相当する研修会を来年1月、福岡市に開設する。関東、関西、東海に次いで国内4カ所目。今月8日の連盟理事会で正式決定後、九州研修会の入会試験受け付けを始める。 連盟関係者によると、プロ棋士を目指す有望な人材を発掘、養成する裾野を広げるのが狙いだという。 奨励会は6級から三段まで昇級昇段を経て、最終関門の三段リーグで半年に上位2人だけが四段昇段(プロ入り)できる。これに対し研修会は20歳以下のアマチュア有段者の男女(プロの女流棋士を目指す場合は26歳以下)を対象に、実力別にクラス分けをして昇級を競う。A2クラス昇級時点で15歳以下、Sクラス昇級時点で18歳以下であれば奨励会6級に編入できるほか、女流棋士を希望する場合はC1クラス昇級で女流3級の資格が得られる。 九州
羽生、大長考で封じ手 将棋・王位戦第5局初日 2015年08月26日 20時40分 封じ手を立会人の桐山清澄九段(右)に手渡す羽生善治王位(左)。右から2人目は広瀬章人八段=26日午後7時、徳島市写真を見る 将棋の羽生善治王位(44)=名人、王座、棋聖=に広瀬章人八段(28)が挑戦している第56期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)の第5局は26日午前9時から徳島市の料亭「渭水苑(いすいえん)」で指され、午後6時52分、後手番の羽生が62手目を封じて1日目を終えた。 羽生が先手番だった第2局と同じ角換わり腰掛け銀の戦型になり、羽生が6五歩(44手目)と仕掛け、広瀬が6四角(45手目)と反撃して戦いが始まった。 その後、広瀬が2五歩(55手目)と継ぎ歩攻めに出ると、羽生が9五歩(58手目)の突き捨てから9七歩(60手目)と垂らす端攻めを見せ、深い読みを要する難解な局面に。広瀬が2四歩(61手目
里見女流王位に就位状 将棋関係者ら100人が祝福 2015年07月17日18時18分 (更新 07月17日 18時27分) 就位状を手に笑顔の里見香奈女流王位=17日午後、東京都千代田区の日比谷松本楼写真を見る就位式であいさつする里見香奈女流王位=17日午後、東京都千代田区の日比谷松本楼写真を見る 将棋の第26期女流王位戦(西日本新聞社主催)で3期ぶりにタイトルを奪還した里見香奈女流王位(23)の就位式が17日、東京都千代田区の日比谷松本楼で開かれた。 里見女流王位は、第24期にタイトルを奪われた甲斐智美・前女流王位(32)に挑み、3勝0敗で復位を決めた。谷川浩司日本将棋連盟会長と中倉宏美日本女子プロ将棋協会代表理事から、それぞれ就位状を授与された里見女流王位は「どれも苦しい将棋ばかりでしたが、結果が出せてよかったです。これからも期待に応えられるよう、少しでも前進できるよう、頑張っていきた
プロ将棋の世界は型破りな棋士が台頭してきた… 2015年02月22日(最終更新 2015年02月22日 10時50分) プロ将棋の世界は型破りな棋士が台頭してきた。31歳の橋本崇載(たかのり)八段は盤外でも楽しませる。先週、NHK杯準決勝進出を決めた対局の前のインタビューでは、加藤一二三九段の話し方をまねしてテレビ観戦者を笑わせていた▼その加藤さんは75歳で現役棋士最年長。対局中の逸話は数知れないが、盤外でも、とぼけた味が交じる独特の語り口で楽しませてくれる▼加藤さんが解説者として出演するテレビ棋戦は視聴率が多分上がる。米長邦雄永世棋聖(2012年没)と組んで大盤解説を務めた時などは漫才のようだった▼近年はバラエティー番組に出演する機会が増え、「ひふみん」と呼ばれてファンを増やしている。新しい若いファンのなかで加藤さんが昔「神武以来の天才」と呼ばれたことを知る人は少ないかもしれない。積み重
小中学生45人熱戦 糸島地区将棋大会 2014年11月19日(最終更新 2014年11月19日 11時26分) 宮本広志四段と多面差しする子どもたち写真を見る 第18回糸島地区小・中学生将棋大会が9日、糸島市立南風台公民館で開かれ、45人の小中学生が熱戦を繰り広げた。 日本将棋連盟の宮本広志四段との多面差しもあり、5人の子どもたちが駒落ちで挑戦。勝った子どもは満面の笑みを浮かべていた。 結果は次の通り。(敬称略) 【小学生の部】(1)梶屋翔央(姪浜北小2年)(2)原海晴(愛宕小4年)(3)高倉凪月(福吉小3年) 【中学生の部】(1)石橋武志(前原西中3年)(2)浜崎和(前原東中3年)(3)山口幹太(二丈中2年) =2014/11/18付 西日本新聞朝刊=
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