近年、アニメーションやマンガ関連の展示が多く催されている松屋銀座で今夏、あの人気作品・エヴァンゲリオンの本格的な作品展が初めて開催される。 エヴァンゲリオンといえば2012年11月、新劇場版「序」「破」に続く「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開が一躍話題となったのが、記憶に新しい。衝撃的なストーリー展開やキャラクターの内面にまで踏み込んだ心理描写など、シリーズに脈々と流れる“イズム”は、TVシリーズをリアルタイムで見ていた人のみならず、今なお新たなファンを獲得し続けている。さらには新作の公開も予定されており、2013年もこの人気はまだまだ収まるところを知らないようだ。 さて、本展で展示されるのは、そんな作品世界のいわば“舞台裏”にあたるもの。新劇場版の絵コンテやレイアウト、原画、それに碇 シンジや綾波レイの人物設定資料などなど、作品世界を形づくるために生み出された膨大な資料の数々が一挙に