40年ほど前に『ジャンプ』で『テニスボーイ』(寺島優、小谷憲一)という漫画が連載されていた。 私は特にテニスに興味があったわけではないが、その漫画がすごく好きだった。いわゆるスポ根とは違っておしゃれな感じで(特に女性キャラが)、それでいてとても熱い漫画だった。 私にとって『ジャンプ』のテニス漫画といえば、『テニスの王子様』ではなくいまでも『テニスボーイ』だ。 その『テニスボーイ』の中で、当時の男子のトッププレイヤーだったビヨン・ボルグの言葉が引用されていた。 「真剣なプレー、だが深刻にはなるな」 いま手元に本がないので正確ではないかもしれないが、こういう言葉だったと思う。当時の私はまだ子どもだったが、40年経ったいまでも覚えているということは、子どもなりに「これは大切な言葉だ」と思ったのだろう。(ちなみに、ネットで調べてみると、この言葉は一般的には「深刻になるな、真剣になれ」と訳されている
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