NHKが電通の劣悪な労働環境を取り上げた記事にて、こっそりと最後の文章を削除していたことが分かった。不正な圧力がかかったのではないかと懸念される。 記事のビフォーアフターを見てみよう。 ▼ビフォー。赤枠の部分で電通を批判している。 ▼アフター。なんと批判箇所がなくなってしまった。 参考:「新しい電通を」社長から社員へメッセージ(NHK) 通常、メディアが一度公開した記事に手を加えるのは誤報があった場合、圧力がかかった場合の2通り。今回の社員の発言については動画でも報じられていたため、誤報という線は消える。 電通を「自浄能力のない会社」と批判した40代社員。堂々と顔を出して勇気ある発言をした。 劣悪な労働環境に相当怒りを感じており、もう辞める覚悟もあるのだろう。NHKの記事内容は社長が社員を集めて鼓舞したにもかかわらず社員はしらけていたと電通の体質を真っ向から批判するものだった。この種の報道