はじめに私は OSDC.tw 2010 開催中に、多面的解釈が含まれる自分自身の社会的同一性(ポリモーフィズム型アイデンティティ)とハッカー集団の社会緊張理論との相関関係について考えていました。 (もしも今まであなたが自分のアイデンティティについて一度も悩んだりしたことがなかったのなら、このブログのエントリーは読み飛ばしてハッキング作業に戻ってください:-)) 以下の図は、社会がアノミー状態に陥ると「同調」以外の逸脱行動が発生することを示唆したマートンの緊張理論を表しています: この図をau自身のタグ付けに当てはめて考えてみると、今までauはたくさんの軸(ジェンダー、性別、年齢、倫理など)の中心線上にいるということをはっきり主張していたのですが、その中心が本当は何を意味しているのか今まで無意識の深層にあった解釈がいくつか見えてきました。 図中の同調・革新・儀礼主義・逃避主義を四分割する中心