自然言語処理を本当にほんの少しだけかじったエンジニアが書いている内容であり、個人の主観が大いに入っているため、正しくない可能性が大いにあります。 待ちに待ち望んだ内容だった 少し前に流行ったword2vecやトピックモデリング、最近の岩波データサイエンス Vol.2の盛り上がりなどもあり、この頃自然言語処理の分野に興味をもっていた。 ただ、この本を読む前は、自然言語処理というものが漠然としていて、自分の中で体系立てて整理しきれなかった印象がある。学生の頃や、新卒の頃にmecabとRをつかってテキストマイニングみたいなことをやってみたり、word2vecを動かしてみたりしたことはあったりしたので、「形態素解析」とか、「word2vec」とか、「n-gram」とかそういった個々の領域についてはイメージがついていた。 しかし、「自然言語処理=mecabで形態素解析やって、カウントするもの」という