歌に合わせて野球のポーズをとりながら、じゃんけんの勝ち負けを競う、「野球拳」の大会が、松山市で開かれました。 野球拳は松山が発祥の地とされる「お座敷芸」で、例年、春の祭りの行事の1つとして、松山城で大会が開かれています。 43回目となることしの大会は、雨で屋内での開催となりましたが、2歳から82歳までの市民ら160人余りが参加し、熱戦を繰り広げました。 大会では出場者が3人1組になって対戦し、「アウト、セーフ、よよいのよい」の歌に合わせてピッチャーやバッターの動きをしながら、じゃんけんの勝ち負けを競いました。 出場した人たちは、色鮮やかな着物やはっぴなど思い思いの衣装を身に付けたうえ、派手な化粧で勝負に臨み、勝敗が決まるごとに歓声を上げていました。 職場の同僚と参加した松山市の29歳の男性は、「桜の下で踊りたかったので、屋内になったのは残念でしたが、会場に出場者の熱気があふれ、これもまた楽