今回は、エイサーの最新「Chromebook C740」を使ってみた。2世代前のモデル「C720」を購入した僕自身は「Chromebookも案外いいな」と思ったのだが、日本市場の反応はイマイチだ。どうして盛り上がってこないのか、その理由を考えていきたいと思う。 最新モデルは2世代前とほとんど変わらない 僕がC720(2014年11月発売)を入手したのは、もう2年以上前のことだ。当時、Chromebookの可能性は感じたが、ハードウエアには完成度の低い部分も目立ち、まだ改善の余地があると思っていた。全体にチープな感じが否めなかったのだ。だから、今後はもっと洗練させて、魅力を増してほしいと願っていた。 だが今回、最新モデルのC740を手にしてがく然とした。全然変わっていないのだ。基本的に本体は同じで、ただのマイナーチェンジである。 スペックを見比べてみよう。C720のCPUはCeleron D