ブックマーク / ichiyoo.hatenablog.com (5)

  • 無償 - ひとりでもたくましく

    旅先の予約せずに入ったお店は海の見える落ち着いた和のお店。 島に住んでるとは思えない、洗練された可愛い女の子たちが笑顔で給仕してくれる。 事の中盤、突然お店の一角でフルート演奏が始まった。 そこには制服のままフルートを吹く先程給仕してくれていた可愛い女の子が。 不意にお店いっぱいに心地よく響き渡る演奏。 なにがどういいとか音楽のこと一行も上手く説明できないけど ワサビを含んだ顔に、時間差で無意識に追加の涙が流れる。 人に音楽を演奏して聴かせるってなんて無償の行為なんだろうと。 歌や演奏って何千年前からあったのか知らないけど、 一番最初は人が人の為にしたかったことなんじゃないかな。 お金を払ってさあ聴かせてよのコンサートとは全く違う。 そんな無償の行為ができるもの。 わたしでも何か真似して出来ること、ないかなと考えたら やっぱり、苦手だけど笑顔なのかも。 人が人の為にしたくてするものだか

    無償 - ひとりでもたくましく
  • ほっとしたい - ひとりでもたくましく

    もともとひとりなのにひとりになりたくて 時間を作って、場所を探す。 ひとりはさみしかったり、 誰かと共感する悦びを得られなかったり、 甘えたりはできないけど、 自分だけに意識を向けていい。 わたしが気を抜いた瞬間に、 わたしの配慮がたりない行為や言葉が 誰かを傷つけていないかとか 気にしなくていい。 ひとりでいれば 誰も傷つけることはない。 だからひとりがほっとするのかな。 誰かと一緒にほっとできれば 生きてる実感何万倍にもなりそう。 わたしには無理かもだけど。

    ほっとしたい - ひとりでもたくましく
  • わたしをもうひとつ - ひとりでもたくましく

    他人の気がわかってしまう。 どんな風に今思ったのか、 あの人は何が気に入らなかったのか、 この人はあの人を好きなんだなとか、 わたしのことをどう思っているのかとか。 もちろん、霊も見えないし透視もできない。 わたしの勘違い、勝手な思い込みかもしれない。 でもわかる。 人の数だけその気はあって、 自分に集中しないとその配信をエンドレスに ラジオの様に聞き続けることになる。 いい音も悲しい音も不快な音も聞こえて来る。 わたしの配信も流れてしまっているのか 突然ですが不安になった。 ホントはやさしい所もあるんだけど、 ホントは不安で弱音を吐きたいんだけど。 いや、流れてない。 妨害電波を出している。 わたしの配信は聞こえてない。はず。 聞こえてないことを祈りたい。 毎朝見かける小学生の登下校。 グループで歩く少女達の中にひとり、 少し離れてうつむきながら後ろを歩く女の子。 前を歩く少女達は笑い声

    わたしをもうひとつ - ひとりでもたくましく
  • 潔い人 - ひとりでもたくましく

    潔い人に敬意を感じる。 分かりやすく、勇気を出してバンジーを飛んだ人とかでは勿論違う。 例えばつっけんどんな愛想の悪い人、コミュニケーションがうまく取れない不器用な人、いつも落ち込んでいる暗い人、あれもこれも悪く言うネガティブな人など。 みんなどう振る舞えば人に好かれるのか当は知識として知っている。 知った上でそれをまとわず、自分の性分一で生きている。 自分を変えたい、変わりたいと思っているのかもしれないけど、無理な笑顔や饒舌なトークは求めていない。鎧も盾も無く裸でリングにあがっている姿は格好いい。 いつも笑顔で誰からも好かれる種々非の打ち所がない人も、偽りでなくホントにいるかもしれない。でも私はなにもまとわない、もしくはまとえない、傷跡がみえる人に敬意を感じる。 その潔さと見え隠れする傷跡はわたしの緊張を解いてくれる。 人の好意を欲せずに、 自分を生きているひと。

    潔い人 - ひとりでもたくましく
  • 日常 - ひとりでもたくましく

    自分の世界が狭くて窮屈だなと思った時、頭の中にそれを諭すようなシーンがCMみたいに流れてくる。 今、 アメリカで女子高校生が友達とハンバーガーをべている。 アルプスで少年の羊飼いが羊を追いかけている、 ベトナムの水田で笑顔で働く親子がいる。etc。 ここでは無い遠いどこかで、存在していそうな人々の生活のワンシーン。 どれもこれも映画テレビで目にしたベタな映像のパッチワーク。 でも 彼らにとっても(実在していないかもしれないけど) 多分わたしの生活のワンシーンはここでは無い遠いどこかにある世界。 世界をガラリと変えて今と全く違う生活をしてみたいけど、 でもいつかそれもわたしの日常になる。 自分の手で触れることのできる範囲の世界に不平不満を吐かず、 淡々と大切に生きているだろうと思う地球上のたくさんの人。 どっちの水が美味しいか、未だ右往左往しているわたし。 どっちの水を選んでも、 その時

    日常 - ひとりでもたくましく
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