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ブックマーク / voleurknkn.hatenadiary.org (2)

  • 動画コンテンツとコミュニケーション ――テレビからニコニコ動画へ - 生きてみた感想

    このところ、メディアとコミュニケーションの関係について色々書いてみているのですが、またその続きです。今回は、動画コンテンツとコミュニケーション、といったより限定的なトピックについて考察してみたいと思います。メディアとコミュニケーションに関する一般理論については、すでに別記事に紹介したように、ダニエル・ブーニューの『コミュニケーション学講義』が激しくおススメです。 ※ 動画とコミュニケーション、というとおそらく多くの人がニコニコ動画を連想するだろうと思います。かくいう自分も、このテーマで少し考えてみようと思ったその出発点には、ニコニコ動画というサービスの存在がありました。ただしニコニコ動画をもってはじめて動画コンテンツがコミュニケーションと結びついた、と言いたいわけではありません。というのも、実はそれ以前にテレビがすでに(相当程度に)コミュニケーションの原理に従って機能するメディアであったか

    動画コンテンツとコミュニケーション ――テレビからニコニコ動画へ - 生きてみた感想
  •  ダニエル・ブーニュー『コミュニケーション学講義 メディオロジーから情報社会へ』 - 生きてみた感想

    ひさしぶりに読書感想文を書きます。 題材は、ダニエル・ブーニューの『コミュニケーション学講義』。これは、急激に変化しつつある現代のメディア環境およびコミュニケーション環境に身を置く人間にとって、間違いなく必読の書であります。 メディオロジー、というと日ではレジス・ドブレの名前ばかりが知られていますが、いやはや。実はそこにはダニエル・ブーニューという、ドブレにまさるとも劣らない「巨大な」知性が実は隠れていたのです(たんに日で知られていないだけですが・・・)。書を読めばわかるように、その理論的な射程の広さや深さだけでなく、それをわかりやすく具体的な事例を交えて説明していく手際にも、まさに超一流の知性と呼ぶにふさわしいものがあります。 ただ僕自身には、メディオロジーにおけるブーニューの位置、についてはいまいちつかめない部分があります。事実的経緯としては、書の監修者解説にあるように、ブーニ

     ダニエル・ブーニュー『コミュニケーション学講義 メディオロジーから情報社会へ』 - 生きてみた感想
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