2021年1月にアメリカ発の音声配信アプリClubhouseが上陸して以来、SNS大手のFacebookやTwitterでも音声ツールが用意されるなど、インターネット上で“声”による情報発信や交流がブームとなっている。個人の発信から複数が集まって会話を楽しむミーティング、講演など使い方は様々で、新聞やウェブ媒体などマスメディアも音声配信の利用を始めている。 2016年に設立された音声プラットフォーム「Voicy」は、芸能人や一般のパーソナリティーによる「声のブログ」、全国紙の記事などメディア情報を声で聴ける「メディアチャンネル」、企業が発信する「社外報(オウンドメディア)」など、1000以上のチャンネルを擁するインターネットの音声プラットフォームだ。毎週の聴取者数は、2019年から2020年の1年間で4倍となり、Clubhouseが上陸した後も増加を続け、ユニークユーザーは1100万人を突