金融庁が審議会でまとめた国民の老後資産に対する指針案が話題になっています。指針案では、年金だけでは老後生活にリスクがあることを政府が認めて、国民自らが自助努力によって資産形成することを推奨するといった内容です。 若いうちからNISAやiDeCoといった資産運用、資産形成のための手段を活用するべきというものになっているわけですが、お前(政府)がそれを言うのか?と炎上しています。 今回の報道内容や、実際のところはどうなのか?という点や今後の備えについて紹介していきます。 人生100年時代の蓄えは? 年代別心構え、国が指針案 問題となった報道は朝日新聞が2019年5月23日に報じた内容です。 平均寿命が延びる一方、少子化や非正規雇用の増加で、政府は年金支給額の維持が難しくなり、会社は退職金額を維持することが難しい。老後の生活費について、「かつてのモデルは成り立たなくなってきている」と報告書案は指