前に「マジョリティユーザ視点のweb標準化」という記事でマジョリティユーザの視点でweb標準化すべきなのは、技術的な事柄でもなければユーザビリティなどで「最適解を工夫すること」でもなく、「ほどほどの落しどころでいいから、とにかく同ジャンルのサイトは同じような構造、ページ内要素にすること」だ。 と書いたように、webサイトのインターフェースについてはなるべく標準化されていたほうがいいと考えている。ところが、こうしたインターフェースを超えるものとして、「直感的なインターフェース」というのがしばしば(たいていは賞賛と共に)取り上げられる。だが、自分はこうした「直感的なインターフェース」というものをいまいち評価できない。それどころかユーザビリティという視点から疑いすら抱いている。 「直感的なインターフェース」というのは、(なんの説明や補足、言葉がなくても)何が起こるか理解できる、すぐに使いこなせる