奈良市の東大寺は7日、今月中にも銀行から1億円を借り入れ、東日本大震災の被災地に義援金として日本赤十字社奈良県支部を通じて寄付すると発表した。 同寺によると、天平時代の大仏造営の際、宮城県涌谷町から献上された砂金が大仏に鍍金(ときん)されるなど、同県とは縁が深いという。 この日、奈良市内で会見した同寺の北河原公敬別当は「千年に一度ともいわれる広範囲な災害であり、借財して義援金を届けることにした。被災地で被害を受けた文化財の修復にも役立てていただければ」と話した。
イトカワに着陸する「はやぶさ」の想像図。着陸の衝撃で舞った微粒子をキャッチしたとみられる(JAXA提供) 今年6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰ったカプセル内部で確認された微粒子について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、「ほぼ全部がイトカワ由来の物質と判断した」と発表した。地球から約3億キロ離れた小惑星「イトカワ」で地表物質を捕らえたことになり、人類が月より遠い天体から、地表物質の回収に成功したのは初めて。太陽系の起源解明につながる貴重な試料で、はやぶさ計画は最大の目的を達成した。はやぶさ快挙 太陽系誕生の解明に迫る はやぶさは平成17年11月、イトカワに2回着陸した。装置の不具合などで計画通りの試料採取は1度もできなかったが、着陸時の衝撃で舞い上がった砂ぼこりなどをカプセルに収めていたと考えられる。 JAXAは回収したカプセルを開封し、約150
私たちは小さいころから、お金について口に出すのは「はしたないこと」だと教えられてきました。買ったものの値段がいくらか、自分がどのくらいの月給があって、どのくらいの預貯金や投資があるのか、よほど親しい間柄でも、そのことをオープンに話すのはタブーとされてきました。また、年功序列賃金の中で私たちの間の賃金のばらつきもさほど大きくなかったのです。 しかも、成長期には年収も順調に伸びていきましたから、お金儲(もう)けについても大きく心配する必要がありませんでした。だいたい、同期と横並びの定額の給料の中で、無理なお金儲けをするよりは、いかにお金を効率的に節約するかが各人の主要なスキルとなっていきました。肝心の使い道についても、日本全体が厚みのある中産階級に支えられ、さまざまなサービスが標準的に提供される中、安心した生活を送ることができるような仕組みになっていたため、特に多額のお金を必要としなかった面も
私たちが、よりよい人生を過ごすため、人生には戦略が必要です。戦略とは、目標達成のために総合的な施策を通じて、資源を効果的に配分・運用する技術です。ここでいう資源とは主に、ヒト・モノ・カネ、そして情報ですが、「ヒトの資源」とは具体的に何を指すのでしょうか? それは優れた人材やその人が持っているスキルを指し、その人たちがどれだけの時間を目標達成のために使う必要があるかという、人の労働力・時間配分を意味するのです。 常々、私が感じるのは、日本人が全体的に、自分に対しても他人に対しても、時間の使い方に対して無頓着な傾向があり、それが日本全体の「時間貧乏」を招いているということです。日本は金銭的には他の国に比べて貧乏ではないかもしれませんが、労働時間が長く、自由時間が短い、「時間貧乏」ではないでしょうか。 例えば、平成18年度版の国民生活白書によると、週当たりの労働時間が50時間以上の労働者割合が2
「人生にも戦略が必要である」、これが私の強い主張です。「戦略」というと、企業が利益を出すためや、あるいは、戦争のような場面で敵に勝つため、といったような荒々しい状況を想像しがちです。しかし、私たちがよりよい人生を過ごし、周りの人に貢献し、周りの人に感謝をして、毎日をワクワク、ドキドキと過ごすために、生活の中にこそ、人生の中にこそ、戦略が必要なのです。 なぜ、人生に戦略が必要なのでしょうか。それにはまず、「戦略」の定義を理解する必要があるでしょう。戦略は(1)何か特定の目標を達成するために(2)統合的な施策を通じて(3)資源を効果的に配分・運用する技術、のことを言います。3つの要件をそろえることで初めて戦略として機能をしていきます。多くの日本人、日本企業は、決められた目標に対して配分された資源の範囲内で、ベストを尽くすことはたいへん得意です。しかし、どうやって目標を定めるかとか、資源の配分自
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