好調だったのは、ロック・イン・ジャパン・フェス2008(RIJ)とライジング・サン・ロック・フェスティバル2008 in EZO(RSR)の邦楽系のフェス。アーティストのブッキング問題で一悶着あった両者だが、結果は両フェスとも、入場者数は昨年比増となった。RIJはチケットが一般発売日に即日完売。RSRは、入場者数が昨年の7万人から8万人へと大幅増加し、両フェスの元気さが目立った。 “邦高洋低”だった夏フェス 一方、洋楽系フェスのFRF'08とサマーソニック08は、そろって入場者数が減少した。FRFは2年連続の減少、サマーソニックは、東京会場の入場者数は昨年と同じだったが、大阪会場が減少し、9回目で初めての入場者数減となった。FRFは、直前になって、最終日のメインステージのヘッドライナー(ステージの最終演奏者)が変更になるアクシデントがあったものの、夏フェスが日本に根づいて10年が経過した今