NTTドコモは、スポーツ中継の動画配信事業に参入する方針を固めた。 サッカーJリーグなどの放映権を持つ英動画配信大手パフォームグループと提携し、スマートフォンなどで試合を見られるようにする。Jリーグのファンを取り込み、顧客基盤の強化を目指す。 パフォームは昨年、2017年から10年間、Jリーグの試合を放映できる権利を取得した。2月以降に開幕するJ1~J3のリーグ戦全試合をインターネットで配信する。 ドコモはパフォームを通じ、自社で提供する動画配信サービスでもJリーグの試合を中継できるようにする計画だ。有料になるとみられる。海外リーグの配信を行う可能性もある。 携帯電話市場では、ドコモなどの携帯大手から格安スマホに乗り換える利用者が増え、販売が伸び悩んでいる。このため、サービスの差別化が課題となっている。